アウディ・A8のここがすごい!おすすめできる理由とは?
アウディ・A8のここがすごい!おすすめできる理由とは?
アウディ・A8はアウディのフラグシップモデルのセダンであり競合他社にはメルセデス・ベンツのSクラスやBMWの7シリーズなどがあるが、アウディ・A8をあえておすすめする理由と性能について簡潔に説明します。
おすすめはこのモデル!
アウディ・A8の歴代モデルの中でも特におすすめできるのが第2世代目のモデルのSラインであるS8がおすすめ。
Audi S8 D3系 第2世代 2003-2010年

画像引用元 グーネット
モデル・グレード |
アウディ・S8 |
排気量 |
5204cc |
エンジン |
V型10気筒DOHC |
最高出力 |
450PS/7000rpm |
最大トルク |
55.1kgm/3000-4000rpm |
ミッション |
6AT |
駆動輪 |
フルタイム4WD |
全長×全幅×全高 |
5055×1895×1430mm |
Sラインとはアウディの車をさらにスポーティーにしたモデルである。
第2世代のS8がおすすめの最大の理由はS8のエンジンにある。
実はそのエンジンにはランボルギーニ・ガヤルドとエンジンを共有しているところにある。
その他にも共有しているモデルはアウディのスパーカーであるR8があるがアウディの中でスーパーカーのエンジンを搭載したフラグシップセダンであることがおすすめできる最大の理由です。
なぜエンジンをランボルギーニと共有できるのかというとアウディはフォルクスワーゲングループの傘下でありその中にはポルシェを筆頭にランボルギーニ、ブガッティ、ベントレー、アウディ、フォルクスワーゲンそしてバイクメーカーであるドゥカティがある。
そのグループ間でプラットフォームと言われる車の骨格となる部分やエンジンを共有することで生産コストを下げることができる。
もちろん全く同じではなく車種によって多少出力を変えている。
そうすることで利益が多くなったり浮いたお金をさらに研究開発に回したりすることができるのでより良い車が生産できるようになる。
さらに詳しく知りたい方はワーゲングループ最強説の記事も読んでみてくれ。
またアウディはモータースポーツに力を入れており世界耐久レース選手権ではル・マン24時間耐久レースで2000年から2016年までに13回もの勝利を飾っていることからも強さがうかがえる。
ちなみにそのあとはポルシェが勝利しておりワーゲングループ自体のレースの強さがわかる。
レースはもともとフランスで自社製品の高性能さと耐久性を競い合うことから始まった。
そのレースで勝つということは自動車メーカーのステータスであり自社製品の性能の高さを表す。
それでいてアウディはレースは実験場という考えを持っているので積極的に市販車にレースで得た技術を取り入れているのは素晴らしいことだと思う。
なので日本ではどういうイメージがあるかは知らないが、アウディにはスポーティーなイメージがありこのS8にもワーゲンの巨大なグループだからこそランボルギーニ・ガヤルドというスパーカーのエンジンをアウディに搭載するということができたんだと思う。
S8は大きさ的にはメルセデス・ベンツのSクラス、BMWの7シリーズと同じセグメントである。
正直その大きさのセダンで乗り心地を重視するならSクラスだと思う。
私自身、車の納車引き取りに結構行った経験があり、普通の人よりは自動車の運転経験があると感じる。
もちろん業界には私なんかの経験値とは比べ物にならないほど凄い人はたくさんいる。
その私の少ない経験値の中でもメルセデス・ベンツのSクラスはダントツで乗り心地が良かった。
キャデラックの大型SUVであるエスカレードも乗り心地が良かったが、Sクラスはメルセデスのフラグシップモデルとしてさすがと感じさせる乗り心地があった。
まさに社長が後部座席に乗るなら最高の車だと思う。
しかしアウディ・S8は後部座席に乗ってもよければ自らが運転してもランボルギーニ・ガヤルドベースのエンジンが楽しませてくれるドライバーズカーとしての一面も併せ持つ。
正直ドライバーズカーとしてはもう一回り小さいセグメントのBMW・5シリーズが良いなとも思うが、5シリーズはラグジュアリーというよりもドライバーズカーよりの車だと思うのでS8の大きさのセグメントでのドライバーズカーとはまた違う。
まぁドライバーズカーとしては5シリーズの大きさは大き過ぎず小さ過ぎず運転するには最適だと思うが。
しかし今日伝えたいのはフラグシップセダンにスーパーカーのエンジンを積むという二律背反的なことをやってのけたS8という自動車に車好きとしての血が騒ぐのである。
またアウディ独自のクワトロという4WDの技術もアウディがレースで結果を出してきた要因のひとつであり、ハイパフォーマンスセダンに4WDといった組み合わせがより車をアクティブに使うことを可能にしてくれると思う。
極端な話、キャンプにも行けるオフロード走破性を兼ね備えたハイパフォーマンスカーであり、普通のラグジュアリーセダンとはその辺が一線を画すと思う。
普段は仕事用の車としても活用でき、家族とお出かけすることも可能といったセダンにしてSUVのような4WD性能があることからも車の使い勝手の幅広さを感じさせてくれるスポーツセダンとしては珍しいちょっと特異な車だとも思う。
なので正直、万人受けする車ではないしこの車についての詳しいディテールを知ってる人もそんなに多くはないと思うので本当に好きでこの車に乗りたい人にはおすすめできるが、維持費も多分安くはないので慎重に検討した結果欲しいなら良いと思います。
また大きさ的にも5メートルを超えるので、それでいてハイパフォーマンスカーというのはかなりの迫力を感じさせてくれるモデルであることは間違い無いと思います。駐車場に入るかが心配だけど・・・
今回も僕の独断と偏見がかなり入った感じになってしまいましたが気楽な感じで参考にして頂けると助かります。
*諸元表はすべてを網羅しているわけでは無いので参考までに。