語学留学 | 経験者から見た正しい学校の選び方。

by | Sep 10, 2021 | 英語学習, 語学留学

 

語学留学とは何か

語学留学とは海外にある語学学校という語学を習得するための学校に通い最低でも1週間から1年と自分の予算と計画にあった期間学ぶことができる場所です。

良いところとしては世界中から同じ目的で来る人たちと一緒に学び海外で生活できるのはとても貴重な経験になると思います。

場所としてはアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピンなどがあり国によっては同じ費用でも他の国と比べて長い期間留学できる国もあるので自身の予算に合わせて納得のいく語学留学ができたら良いなと願います。

また学校というと学生さんが多いのかなと思いますが、社会人を経験してからくる人も意外と多く僕がオーストラリアに語学留学した時は26歳だったのですがクラスメイトのほとんどが同い年くらいだったのでビックリしました。

また中には30代から40代の人まで幅広く居たのを見て挑戦は何歳からでも出来るのだと感じました。

 

学校選びの注意点

 

母国語禁止の学校で英語環境に身を置く。

次に学校選びをしていく際に僕が感じたことと何に注意して選べば良いのかをお話します。

まず学校を選ぶ際に重要だと私が感じたのはどうせ語学を習得しにいくのであれば個人的には母国語を禁止している学校をお勧めします。

なぜかと言うと英語しか話してはいけない環境に身を置くというのが物凄く大切だからです。

母国語を使える環境にいるとどう考えても意思疎通が母国語の方が簡単にできるので結果日本人は日本人、他の国の人は他の国の人同士と固まってしまって交流も限られてしまいます。

反対に僕は母国語禁止の学校に通ったのでたとえ相手が日本人だったとしても英語を使わなければいけなかったですし、全員が否応なしに英語でコミュニケーション取らざるを得ないので、それが結果としてクラス全体で遊んだりするようになったのでとても良かったと感じました。

もちろん慣れない海外生活で不安もあり故郷の同じ人同士で固まるのは仕方ないことだと思いますが、そこはせっかく海外に来たのだから居る期間はせめて英語を使っていくようにしたほうが良いと思います。

 

目的にあったコースをしっかりと選択する。

自分の目的に合ったコースとは語学学校を卒業した後に自身がどうなっていきたいのかによって変わっていきます。

例えば海外の大学もしくは大学院に行く準備段階として英語を伸ばしたいのであれば進学準備コースまたは入学に必要な英語力としてTOIFL、IELTS、TOEICなどの試験準備コースなある学校に通う。

また日本に帰ってからのキャリアに活かしたいと言うのであればビジネス英語コース。

普通の英会話が少しでもできるようになりたいのであれば一般英語コースとなるように自分の目的を考えた上で自分に合ったコースのある学校に行くのをお勧めします。

たとえそこが前述したように母国語禁止ではない学校だったとしても自分の目的を第一に考えて学校を選ぶことをお勧めします。

 

エージェントに頼れるところは頼る。

中にはビザの手配から学校探しまで全てを自分でやられる強者もいますが、不安があるなら多少のマージンをエージェントさんに払ってでも安心を買ったほうが得策かと思われます。目的はあくまでも留学であって準備段階が英語の上達に繋がるわけではないと思うので。

それとエージェントを使うメリットとしてはホームステイ先や住む所の確保を確実にできるのがとても大きいです。

僕自身オーストラリアの後にニュージーランドへ来たのですが来た時はどこも泊まる場所もなくそれがストレスになりました。

結果的にオーストラリアにいたときにニュージーランドのTRADE MEというサイトから不動産の入居人募集のページで見つけてアポを取っておいてニュージー着いたら速攻でそこに行き、住むとこないので住ませてください。と言った記憶があります。

今思えばよくそんな事したなと思うのですが当時の自分は何故か何とかなるという当てにもならないような自信を持っていて結果として何とかなったから良かったものの、あそこで住ませてくれなかったらどうしただろうと思うとゾッとします。

なのでこれから海外に留学を考えている人は住む場所くらいはエージェントの方を頼ってでも、あらかじめ確保してから渡航するのをお勧めします。

 

実際にどれくらい英語力が伸びるのか

そして誰もが気になるのが実際に行って英語力は伸びるのか果たして行く意味が本当にあるのかというところだと思います。

結論としては行く意味はありますし、英語力も伸びます。

どれくらい伸びたかというと3ヶ月でTOEIC600点未満の僕が母国語に触れない環境で学校から出た宿題もある程度やって、日常会話くらいなら聞き取れて自分の思ってることは、それとなく伝えられるかなくらいになりました。

会話が聞き取れるというのは自分と同じレベルの英語力の人の英語なら聞き取れるということでネイティブの人が普通に会話している中に入っていける程のレベルではありません。

僕は最初、中級レベル(Intermidiate)のクラスで最終的には中上級(Uper Intermidiate)のクラスで終わりました。欲を言えばもう3ヶ月いて上級クラス(Adbance)まで目指したかったです。

私自身の話をすると3ヶ月間オーストラリアのメルボルンににある語学学校へ行き、日本を出る前の英語力はTOEICで600点にも満たないくらいで、ホームステイ先についた際にはホストマザーが言っている事もなんとなくしか分からず、半分は勘で相槌しているような感じでした。

僕の元々の英語力は本当にゼロで大学へ入学した際に英語のクラス分けテストがあり、それが成績良い順に振り分けられるのですが、25クラスあった内の25クラス目でした。25組は基本的に体育会系の人が多くクラスは明るくて楽しかったのですが、ほんとに英語が出来ないのだと思い知らされました。

そして海外に行くのを決意してから独学で一から勉強し日本を出るまでに高くはない目標ですが、働きながらTOEICで600点を目指して勉強しました。結果として600点には届かなかったですが基本的な文法と単語は身に付けてからメルボルンに行きました。

通った学校が母国語禁止だった事もあり、最初の1ヶ月は全く日本語を発しないで生活していたら徐々に慣れ、ホームステイ先に帰宅してからも毎日5時間くらい勉強していたら日本で1ヶ月勉強するのと比べ物にならないくらい英語が上達しました。

3ヶ月たった頃には友達も多少できてクラスメイトと街の観光に行ったり、学校帰りにバーへ飲みに行ったりして流暢には話せませんが相手の言っている事がわかって自分の思っている事も何となく伝えられるようになりました。

もちろん最初の英語力が高くなかったので伸び代があったのだと思いますが、自分が思っていたよりも3ヶ月で上達したと思います。

そして日本にいたときに語学学校へ何ヶ月行くか迷って3ヶ月にしたのですが今思うと半年しっかり行けば良かったなと思っています。

語学学校へ行く期間は日本を出る時のレベルによると思うのですが、卒業時にできれば上級クラス(Advance)少なくとも上級よりの中上級レベルで卒業できるのが良いかなと自分の経験を通して思いました。

なので海外に行ってから勉強するのではなく日本でできるだけ英語力を高めて行ったほうが語学留学という安くはない買い物の価値を多く受けれると思います。

日本でしていた勉強法については僕が実際に独学で効果があった勉強法をこちらの記事にまとめているので良かったら見てみてください。

 

留学にかかる費用

そして留学にかかった費用ですが僕は確か3ヶ月で学校の授業料、ホームステイ代(朝夕飯込み)、航空券合わせて80万円くらいだったと思います。そして現地での観光や娯楽で3ヶ月で20万円ほど使った気がします。なので合計3ヶ月で100万円あれば現地で観光も十分にできてそれなりに楽しめるのではないかと思います。