メルボルン観光で行くべき場所10選
世界一住みやすい街・メルボルン
メルボルン観光、まずはメルボルンについて少し紹介しようと思います。
世界一住みやすい街の一つとして知られるメルボルンはオーストラリア南東部の海岸沿いにあるビクトリア州の首都であり市内全体480以上もの公園があることもあって非常に景観の綺麗な街並みとなっています。
そんなメルボルンには忙しなく働きに出るビジネスマン、街を歩けば高級ブランドから今流行りのお店までファッショナブルな店舗が並び、世界中の料理が食べれるほど種類の豊富なレストランを擁し食の都としても知られ、テニスの全豪オープン、F1グランプリなどスポーツの開催地としても有名です。
また様々な文化の影響を受けてかストリートアートが街中にあり、それが街の景観を崩すのではなく、むしろマッチしているのを見て自分が初めてメルボルンの街を歩いたときに純粋に感動したのを覚えています。
そんな素敵な街に私は語学留学をした際に3ヶ月だけ住んでいたのですが、その際メルボルン観光で行って良かった場所をまとめました。この記事が誰かの旅の一助にでもなれば嬉しいです。
メルボルン観光
グレートオーシャンロード・12の使徒 (Great Ocean Road & 12 Apostles)
世界で最も美しい海岸線と言われるグレートオーシャンロードの中でも最大の絶景はなんと言ってもこの12の使徒(12 Apostles)であることに間違いありません。これは海の中に海に岩が取り残されているように見えるのですが、本来は陸続きのものであったのが1000年から2000年もの時を経て波と雨風による侵食によりこのような形になっていったと言われています。僕が到着したのは夕方だったので夕日のちょうど沈んでいく時間帯であったこともあり綺麗な夕焼けが見ることができました。ただ時間が遅かったため本来は下の方に降りていけるところゲートが閉まっていて降りれませんでした。なのでもし行かれる方は日が暮れる前に行くことをお勧めします。僕もまたいく機会があったら今度は是非下まで降りたいと思っています。
グレートオーシャンロードの行き方
グレートオーシャンロードへは基本的に車でいく事になり、メルボルンの市内からだいたい4時間くらいです。僕は運よく友達に車を持っている人と友達の人がいて運転してくれた方とは全く面識が無かったのですが乗せて連れていってもらいました。途中道に迷ってしまうハプニングがあったので5時間以上到着までにかかってしまいましたが今思えば楽しかったです。
他に行く方法としてはツアーなどに予約していくなりレンタカーを借りていくのが一般的かと思います。結構遠いので個人で行くというよりは友達何人かとワイワイしながら気づいたら着いたみたいなのがベストかなと。
聖パトリック大聖堂 (St Patrick’s Cathedral)
聖パトリック大聖堂は1848年に建設が開始されてから80年以上の月日を経て完成したオーストラリア最大のゴシック建設の一つである。
その盛大さは人々を魅了し続け、多くの観光客が訪れる。
しかし中に入ると自然と厳粛な空気感に圧倒され人が居るのにも関わらず、音があまりなく落ち着いた雰囲気の中でそれぞれが観光を楽しんでいた。その空気感が僕個人としては何とも言えず今まで訪れたどの教会とも違うことを肌で感じたのを今でも思い出します。
また外の外観も高さ105メートルあることから一際目立っており、夜になるとライトアップもされるのでより一層その存在感が際立つ。
入場料自体は無料なので気軽に観光できることに加えて、ギフトショップもあるので行った際にはぜひ立ち寄ってみると良いかもしれません。個人的にはギフトショップの存在に気が付かずちょっと後悔しているのでこれから行く人には是非立ち寄って行ってほしいもんですわ。
アクセスとしてはメルボルンの主要なショッピング市街地から簡単にアクセスすることができるのでわりと行きやすいと思います。
またメルボルンはトラムという路面電車が走っていて市の中心街(CBDと言われるエリア)はトラムが無料で乗れるので活用してみると良いかもしれません。
旧メルボルン監獄(Old Melbourne Gaol)
旧メルボルン監獄は1845年から1924年の間、監獄として使われその当時の悪事を働いた人たちが収容されていましたが、今ではメルボルンにメルボルンで最も古い建物の一つでありミュージアムとして使われています。
僕が観光で訪れた時は入り口のところで入場料を払った後、監獄の中に入っていくのですがそこで女性の警官に扮した方が立っていていきなり怒鳴ったかと思ったら僕らがこれから囚人として収容されるから着いてこいというような事を言われ、監修されるというちょっとした茶番が繰り広げられて楽しい思い出になりました。
それが終わると監獄の中を自由に観光できるようになっており、一つ一つの収容部屋などを見て回ることができ、当時使われていた拷問道具やデスマスクなどの展示を見ることができました。
元監獄の独特の雰囲気がなんとも言えなくメルボルンに訪れた際には是非訪れてほしい場所の一つです。
ホイザーレーン(Hosier Lane)
Hosier lane はメルボルンのアート文化を象徴するような通りでフリンダーストリート駅徒歩ですぐの距離で街中の細い小道を入ったところにあり、ストリートアートの聖地として知られている。
通り一面にいわゆるグラフィティアートが描かれており、いつもアートを観にくる観光客やグラフィティを描いているアーティストの姿がある。
またアート自体が街の景観を崩すことなくメルボルンの街に良い感じにフィットしていて当時メルボルンにいた僕は落書きとは全く異なる本当にアートだなと感じた。このグラフィティを描いた人の中から将来バンクシーのように有名なアーティストが誕生するかもしれないのでメルボルンを訪れた際には是非行ってみてほしい場所の一つである。
またどうやってかは分からないが、絵が定期的に描きかえられているらしく思い出した頃にまた行ってみると全然違う表情が楽しめるかもしれない。人によって感想が異なると思うのでこれをみてただの落書きに感じる人もいると思うし千差万別で思ったほどの感動はないかもしれないが実際に観ると聞くのでは全然感想が違うので僕はお勧する。
ビクトリア州王立植物園(Royal Botanic Gardens Victoria)
メルボルンの観光地のひとつであるビクトリア州王立植物園またはロイヤル・ボタニックガーデンは1842年に造園された歴史のある英国式の庭園として知られている。まず僕が驚いたのはその大きさであり僕の知る庭園の規模をはるかに超えていた。なんと言っても約8500種類にも及ぶ植物科目が生息しているらしく多雨林の植物、ツバキ科の植物、肉食植物、サボテン、バラ、ハーブ、多年生植物、カリフォルニアの植物など本当に多種多様な植物には、正直植物にそんなに興味のない僕でも見たことの無いようなものが見れて純粋に綺麗だとかすごいなと感じた。軽く回るだけでも1時間以上は時間を要する大きさでありながら、見て回っていると日本では見れないような植物たちに飽きることなくあっという間に時間が過ぎてしまった印象だった。
クイーン・ビクトリア・マーケット(Queen Victoria Market)
クイーン・ビクトリア・マーケットは1878年にオープンして以来、今でもメルボルンの台所としてたくさんの人で賑わっているオーストラリア最大級の野外マーケットです。
さすがメルボルンの台所と言われるだけあって、新鮮な野菜や果物が所狭しと並べられて量り売りで売られています。
野菜や果物が解放感のある屋外で売られているのに対して屋内のエリアには、精肉、鮮魚、乳製品など保冷が必要なものが売られておりどれも新鮮で普通のスーパーで買うよりも割安なことが多いためたくさんの人が買いに訪れています。
そしてマーケットは食料品だけではなく衣類やおそらくローカルの人達が作ったであろう石鹸やオーガニックの商品も置いてあるため、本当にたくさんの物を購入することができます。
また週末にもなると大道芸や屋台が道いっぱいに並ぶ事で平日とは違った活気に包まれるのもクイーン・ビクトリア・マーケットの魅力の一つです。
個人的な感想としては屋台で出ていたムール貝を食べたのがすごく美味しく、また味付けもホワイトワインやチリなど様々な味付けがあったので友達と何種類か買って食べ合いっこいた記憶があります。
また語学学校で出会った友達みんなとBBQをやった際の買い出しにクイーン・ビクトリア・マーケットに行ってBBQをする買い物の段階からかなり楽しめたのが良い思い出です。
また毎週水曜日にはナイトマーケットも開催されており様々な屋台のお店が国際色豊かな料理を出しているので食べ歩きもできてとてもおすすめです。僕はそこで食べた牡蠣がとても美味しかったのが印象に残りました。
昼とは全く違った雰囲気の夜のナイトマーケットも訪れた際にはぜひ楽しんでみてください。
時期によっては開催されていない時があるので、一応調べてから行くのをお勧めします。
ブライトン・ビーチ(The Brighton Beach)
メルボルンの市街から電車に乗ってやく30分の位置にあるブライトン・ビーチ、その最大の特徴はなんといっても世界中の国旗をモチーフにして作られたカラフルな小屋である事に間違いありません。
この小屋はもともと観光客や海に訪れた人たちの更衣施設として利用されていたみたいですが、現在は基本的に施錠されており、小屋の所有者がたまに訪れた際に小屋を利用してるみたいな感じでした。僕がこの海を訪れた際にも、オッチャンが小屋の中で椅子に座ってくつろいでるのが印象的でした。
小屋はBathing Box と呼ばれてるみたいで、海水浴の際の更衣室を意味するとのことです。
電車で来る際にはMyki カードという日本でいうところのSuica的なものがあり、それを駅やセブンイレブンで購入できるのでそれがあるとメルボルン観光の際は便利だと思います。
ビクトリア州立図書館(State Library Victoria)
僕がメルボルンに行ったら必ず訪れてほしいなと思う場所の一つがビクトリア州立図書館です。
この図書館は世界一美しい図書館のひとつとしても知られています。ビクトリア州立図書館は1854年に設立されたオーストラリア最古の公共無料図書館という非常に歴史のある図書館です。
なんといっても特徴は34メートルにも及ぶ吹き抜けの構造になっており、その天井はガラスのドームになっているため昼間はそこから降り注ぐ優しい太陽光がなんともいえず、厳粛な図書館の雰囲気を作り出しているのが特徴的でした。
その厳粛な雰囲気のリーディングルームを上から見下ろすとその美しさは目を見張るものがあり、図書館でありながらとてもフォトジェニックな空間なのでたくさんの人が訪れるのも納得でした。
僕の個人的な思い出としては扉が開いていたとこにのんの部屋だろうと思って入ったらオートロックがかかってしまい出れなってしまい、幸いガラス張りの部屋だったので外で本を読んでいる学生さんに助けを求めて最終的には職員の人が開けてくれたような記憶があります。
なぜその部屋に入ってしまったのかは今でもわかりませんが、もし訪れた際には変に冒険しなくとも十分楽しめるので、気を付けてください。
また図書館では読書だけでなくチェスを楽しむ人の姿も見受けられあのフォトジェニックな、空間で行われているチェスがとてもかっこよく見えたのを覚えています。
とても美しい図書館なのでメルボルンに来た際に時間があったらぜひ訪れてみて下さいね。
パッフィンビリー鉄道(Puffing Billy Railway)
パッフィンビリー鉄道は1900年に開業されたオーストラリア最古の蒸気機関車であり1954年に廃業し、その後1962年から観光列車として今でもたくさんの人を楽しませています。現在はボランティアの人たちによって運営されているそうです。
またパッフィンビリー鉄道は機関車トーマスのモデルになった事でも知られています。
レトロな蒸気機関車がダンデノン丘陵の森林地帯を走り抜けるので自然を存分に感じながら蒸気機関車という名のアトラクションに乗っているような感覚で楽しめました。
パッフィンビリー鉄道に乗るためには市内からだとフリンダースストリート駅か、メルボルンセントラル駅から約1時間10分でベイグレイブという駅に向かいます。乗り継ぎもなく一本で行けるので割と行きやすいのが特徴です。
ユーリカタワー・スカイデッキ(Eureka Tower Skydeck)
ユーリカタワー・スカイデッキは南半球位置の高さを誇る展望台として知られてその位置から見るメルボルンの市街はとても綺麗でした。
昼間は360度に広がるパノラマビュー、夜はイルミネーションの広がる夜景が観れるので昼と夜とで全く違う雰囲気のメルボルンを楽しめます、
またオプション料金でガラス張りの建物からせり出ているキューブ「ザ・エッジ」をたた体験することができるので、興味のある方は購入してみてもいいかもしれません。
メルボルンのおすすめカフェもまとめたので良かったら参考にしてください。