ポルシェ中古車・200万円台から買えるおすすめモデル|4選

ポルシェ中古・おすすめモデル|4選 ということで、ポルシェといえば高級スポーツカーメーカーであり自動車好きの憧れだと思います。

また高級車ですがいやらしくなく品を感じさせるメーカだとも思います。

そんなポルシェも中古で200万円台で買える車両が最近増えてきた印象を受けたので、どういう年式とグレードがあるのか200万円台で買えるポルシェを紹介します!

意見は正直、僕の独断と偏見が入っていますが、少しでも参考になれば嬉しいです。

カイエン 957型 (初代カイエンの後期モデル) 2006~2010年

画像引用元 https://www.goo-net.com/catalog/PORSCHE/CAYENNE/

モデル

カイエン 2006年12月 発売

カイエン・S 2006年12月 発売

カイエン・ターボ 2006年12月 発売

カイエン・ターボS 2008年12月 発売

カイエン・GTS 2007年9月 発売

排気量 

3598cc

4806cc

4806cc

4806cc

4806cc

エンジン

V6

V8

V8

V8

V8

最高出力(PS/rpm)

290PS/6200

385PS/6200

500PS/6000

550PS/6000

405PS/6500

最大トルク(kgm/rpm)

39.3kgm/3000

51.0kgm/3500

71.4kgm/4500

76.5kgm/4500

51.0kgm/3500

中古車相場 98万~499万 2019年1月調べ

中古車相場では98~499万円ということでさすがにターボなどのハイグレードモデルを車両本体価格200万円台で買うのは難しいですが、初代カイエンの後期型モデルが車両本体価格200万円台ましてや安いものになると100万円台で買えるというのは非常に魅力的だと思います。

その要因の一つに2017年12月に新型のカイエンが出たことによって、今までは2代目の958型(2010年~2017年モデル)の1つ前のモデルだったのが新型が出たことによって2つ前のモデルになったことで957型の価格が下がっていってるのだと思います。なのでこれからも新型に乗り換えたりする人が増えればそれなりに市場の球数が増えて値段が下がってくると予想します。

やはりカイエンは今流行りのSUVにポルシェというモテ車の中でもトップクラスの人気がある車だと思うのでステータス性を重視する方には良いコストパフォーマンスだと思います。

ただ維持費を考えたときに安くはないので、車を購入するときはいつもそうですが予算ギリギリで目一杯背伸びして買うのではなく、故障してしまってもある程度の修理代はしょうがないと覚悟して購入する方が余裕を持って楽しめると思います。正直中古車は前のオーナーの乗り方でだいぶ程度が変わってきてしまうので、故障するかしないかは運によるところが大きいです。買って全く壊れない人もいれば、すぐに故障の出る人もいるので。

 

 

ボクスター 987型(2004~2012モデル)

画像引用元 https://www.goo-net.com/catalog/PORSCHE/BOXSTER/

部品点数にして50%~55%をポルシェの伝統的スポーツカー・911(997型)と共有している。

2004年 

モデル・グレード

ボクスター

ボクスター・S

排気量 (cc)

2687cc

3179cc

エンジン

水平対向6気筒

水平対向6気筒

最高出力 (ps/rpm)

240PS/6400rpm

280PS/6200rpm

最大トルク (kgm/rpm)

27.5kgm/4700rpm

32.6kgm/4700-6000

2007年モデルからのケイマン導入により、出力アップしている。

モデル・グレード

ボクスター

ボクスター・S

排気量 (cc)

2687cc

3387cc

エンジン

水平対向6気筒

水平対向6気筒

最高出力 (ps/rpm)

245PS/6500rpm

295PS/6250rpm

最大トルク (kgm/rpm)

27.8kgm/4600-6000rpm

34.7kgm/4400-6000rpm

2008年 ロサンゼルス・モーターショーにてマイナーチェンジを発表。エンジンが新型となり排気量と馬力が引き上げられた。

モデル・グレード

ボクスター

ボクスター・S

ボクスター・RS60スパイダー

ボクスター・スパイダー

ボクスター・S・ブラックエディション

排気量 (cc)

2892cc

3436cc

3387cc

3436cc

3436cc

エンジン

水平対向6気筒

水平対向6気筒

水平対向6気筒

水平対向6気筒

水平対向6気筒

最高出力 (ps/rpm)

255PS/6400rpm

310PS/6250rpm

303PS/6250rpm

320PS/7200rpm

320PS/7200rpm

最大トルク (kgm/rpm)

27.8kgm/4400-6000rpm

36.7kgm/4400-5500rpm

34.7kgm/4400-6000

37.7kgm/4750rpm

36.7kgm/4750rpm

中古車相場 125万~845万 2019年1月調べ

ボクスターRS60スパイダーはポルシェ718RS60スパイダーをモチーフにした987型ボクスターSの限定モデル。限定数1,960台の内37台が日本に導入された。

ボクスター・スパイダーはボクスターの上位モデル。オープン走行を大前提に開発され軽量化、パワー、そして高効率を追求したポルシェのスポーツカーの伝統を最もピュアな形に具現化した車である。

ボクスターS・ブラックエディションはボクスター・スパイダーのエンジンを搭載した限定モデル。日本では25台が販売された。

さすがに車両本体価格は2012年まで生産されておりスパイダーなどの上位モデルは新車当時と比べてもほとんど値が下がっていないため大きな幅があるが、ベースグレードのボクスターやその上のモデルのボクスターSなどは生産初期の年式なら車両本体価格100~200万の間で売られているものもある。中古車の値段の下がるポイントとして13年落ちになると税金がガソリン車の場合は15%高くなるので13年落ちの車体は値が下がる傾向がある。15%と聞くとかなり上がるように感じてしまうが仮に排気量が6リッター越えの車両でも2万円も上がらない。

それを考えると僕個人的には10年落ち以上の車両を購入するなら、13年落ちで車両自体が安くなってるのを買ってもそこまでの損はないように感じまする。

 

ケイマン 987型c(2005~2012モデル)

モデル・グレード

ケイマン

ケイマン・S

排気量 (cc)

2687cc

3387cc

エンジン

水平対向6気筒

水平対向6気筒

最高出力 (ps/rpm)

245PS/6500rpm

295PS/6250rpm

最大トルク (kgm/rpm)

27.8kgm/4600-6000

34.7kgm/4400-6000rpm

2008年 ロサンゼルス・モーターショーにてボクスターと一緒にマイナーチェンジを発表。エンジンが新型となり排気量と馬力が引き上げられた。

モデル・グレード

ケイマン

ケイマン・S

ケイマン・R

ケイマン・S・ブラックエディション

排気量 (cc)

2892cc

3436cc

3436cc

3436cc

エンジン

水平対向6気筒

水平対向6気筒

水平対向6気筒

水平対向6気筒

最高出力 (ps/rpm)

265PS/7200rpm

320PS/6250rpm

330PS/7400rpm

330PS/7400rpm

最大トルク (kgm/rpm)

30.6kgm/4400-6000rpm

37.7kgm/4750rpm

37.7kgm/4750rpm

37.7kgm/4750rpm

中古車相場 195万~700万 2019年1月調べ

初代ケイマンは2005年9月のフランクフルトショーでケイマンSが発表された。

ミッドシップエンジンのレイアウトはスポーツカーとして優れており、ポルシェのフラグシップモデルである911をラップタイムで上回らないように各部の性能を制限して同時期の911よりも遅くなるように配慮されて設計されていたというのが面白い。

ケイマンはボクスターの姉妹車でボクスターがオープンカーなのに対してケイマンはオープンにならない最初から屋根が閉まっているタイプのスポーツカーであり、見た目もほぼ同じなので好みで選んで良いと思う。

ケイマンR はケイマンのフラグシップモデルであり、ケイマンS・ブラックエディションはケイマンSをベースにケイマンRと同じ330PS仕様の限定モデル。世界限定500台。

ボクスター・スパイダーと同じようにケイマンRのような上位グレードや限定モデルは大きく値下がりしていませんが、ベースグレードのケイマンやケイマンSは200万円台からあるのでその値段でポルシェが乗れると考えれば悪くないと思います。なのでスポーツカー買いたいけれど、新車で700~800万出してまで欲しくないなって思う方などにも悪くない選択肢だと思います。

ポルシェ911カレラ 996型(1998〜2004モデル)

前期型

モデル・グレード

911カレラ/ 911カレラ・カブリオレ/ 911カレラ4/ 911カレラ4・カブリオレ

911 GT3

911 GT2

排気量 (cc)

3387cc

3600cc

3600cc

エンジン

水平対向6気筒

水平対向6気筒

水平対向6気筒 ターボ

最高出力 (ps/rpm)

300PS/6800rpm

360馬力

462PS/5700rpm

最大トルク (kgm/rpm)

35.7kgm/4600rpm

37.6kgm/5000rpm

63.2kgm/3500-4500

後期型

モデル・グレード

911カレラ/911カレラ・カブリオレ/911カレラ4/911カレラ4・カブリオレ

911カレラ4S/4Sカブリオレ

911タルガ

911 40th アニバーサリー

911ターボ/ターボカブリオレ

911ターボS

911 GT3/GT3RS

911 GT2

排気量 (cc)

3596cc

3596cc

3596cc

3596cc

3600cc

3600cc

3600cc

3600cc

エンジン

水平対向6気筒

水平対向6気筒

水平対向6気筒

水平対向6気筒

水平対向6気筒 ターボ

水平対向6気筒 ターボ

水平対向6気筒

水平対向6気筒 ターボ

最高出力 (ps/rpm)

320PS/6800rpm

320PS/6800rpm

320PS

345PS/6800rpm

420PS/5700rpm

450PS/5700rpm

381PS/7400rpm

483PS/6500rpm

最大トルク (kgm/rpm)

37.6kgm/4250rpm

37.6kgm/4250rpm

37.6kgm/4250rpm

37.6kgm/4800rpm

57.1kgm//2700-4600rpm

63.2kgm/3500-4500rpm

39.2kgm/5500rpm

65.3kgm/3500-4500

中古車相場 137~1980万 2019年1月調べ

911GT3RSはGT3より20kg軽量化

ポルシェと言えば911シリーズと言われるほど昔から絶大な人気のあるスポーツカーであり今日まで他社メーカーのベンチマーク的な存在として君臨し続けているのがポルシェ911である。

そんな911シリーズの中でも大きな起点となったモデルがこの第5世代996型である。

それまでの911は空冷エンジンを採用していて、空冷エンジンとは今の乗用車のほとんどが水冷エンジンであり、エンジンの中を水が回ることによりオーバーヒートしないように冷やしているのに対し、空冷エンジンでは走行中に流れる空気でエンジンを冷やしていたものである。

そのため水冷に比べ夏は特にオーバーヒートしやすく気をつかうエンジンだった。

ただ、ポルシェの911と言えば空冷エンジンのイメージが強く、そのエンジンで数々のレースに出ただけあり実力は折り紙付きだった。

しかし、世界の環境に対する意識などからも水冷化することを決めたのだ。

そんな初の水冷エンジンを搭載した911はヘッドライトの形状が涙目のようだったことから涙目ポルシェと言われた。

しかし昔からの伝統的な丸いカエルのようなヘッドが好きだった人たちからは人気がなく911シリーズの中でも1番人気のないモデルになってしまった。

しかし前のモデルからは明らかにアップデートされており性能は申し分ない。

そして911の魅力の1つに値下がりしないというのがある。

普通の中古車は年式とともに値が落ちていくが911のような伝統あるスポーツカーはある程度の年式が経つとクラシックカーとなり値が上がっていく傾向にある。

そのため今回紹介した第5世代の996型よりもその前の第4世代の993型の方が値段が高くターボなんかは新車当時並みの1500万を超えており、普通のグレードのカレラでさえ程度の良いものは1000万近くする。

数年前と比べても明らかに値上がりしている。

そして今回紹介した第5世代の996型のGT3などの上位モデルは今だに900万円以上する。

なので中古車相場を996型だけで見ても137万~1980万円と中古車とは思えない差があるのもこのためだ。

それだけポルシェの中の911という車は他にはない特別な車なのである。

そんな伝統のある911の996型が今ではベースグレードなら200万円台から手に入るのはスポーツカー好きの男の子からしたら非常に魅力的に思う。

ギリギリいっぱいで買うのではなくある程度の余裕を持って購入できればかなり楽しめる1台になるのに違いない。

以上が200万円台から買えるポルシェ達でしたが、昔と違い自動車もある程度発展してきた中で中古車の程度も昔よりいいように感じる一方、選択肢の幅が増え何を買えばいいかわからない方も多いと思い今回は割と低予算で買えるポルシェを紹介しました。

伝統のあるスポーツメーカーをそれくらいの値段から買えるというのは今の時代だからこそ。

かなり僕の独断と偏見が入っていますが、これからもコスパの良い中古車を紹介していけたらと思いまッス。

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