世界一早い初日の出が見れるといわれるギズボーン
ニュージーランドの経済都市であるオークランドから車を走らせること約7時間のところにあるギズボーンの EAST CAPE LIGHTHOUSE から見れる日の出が世界一早いと言われている。
場所はギズボーンとして紹介されてはいるが実際にはギズボーンの中心地から3時間ほど運転しないと到着しないので、もはやギズボーンではないと思ってしまうがきっと一番近くのある程度栄えた場所がギズボーンだからなのだろうと解釈する。
ここでみれる日の出が一番早いのはニュージランドの中でも最も日付変更線に近く、ニュージーランド自体が他の国よりも新年を迎えるのが早いことから、おのずと日の出のタイミングも早くなる。
もしかしたらもっと日付変更線に近い国が他にもあるかもしれないと思ったが、英語で検索してみてもここが早いと紹介されているのが多くここが世界一早いことになっている。
本来であれば EAST CAPE LIGHTHOUSE は大きな丘の上にある灯台のようなものがあり、そこから日の出を見ることができるのだが、今回はニュージーランドの特にオークランド地方で直近までロックダウンしていた影響もあってか、上に登って見ることはできなかった。
だが近くの海沿いに車をとめて見た初日の出は僕自身が今まで見たものの中でも最も美しかった。久しぶりに自分の中に感動を感じたような気がしてなんとも言えない高揚感があったのを強く思い出す。
ギズボーンってどんなところ
ギズボーンは先述したように世界で一番早い朝を迎える場所として知られており、その他にも白ワインの生産が多いことやマオリの文化や伝統が残っている街としても知られている。
またサーフィンのビーチとしても定評があり多くの人がギズボーンの自然と文化を楽しんでいる。
ワインの品種の中でもシャルドネが多く生産されているようでシャルドネの首都などともまことしやかに言われている。
生産が多いことからワイナリーの数も多くワイナリー巡りができたら楽しいに違いない。今回はチャンスがなかったがいつか行ってみたいと思う。
1970年代には国内最大のワイン産地として知れ渡ったこともあるほどで、人口3万7千人の決して大きくはない街でのそれはすごいことである。
僕個人としてはニュージランドの地ビールが好きでギズボーン中心市街地の近くにあった、ビール酒造場で買ったギズボーンの地ビールがとても美味しかったので好きな人にはお勧めしたい。
僕自身としては空いた時間に市街地を散策することができたのだが、半日もあれば十分回れる大きさだった。ニュージランド特有の特徴ではないかもだが、だいたいどこへ行っても半日あれば市街地は回れる印象がある。それに加えて観光地をめぐるのがニュージーの旅行っていう感じが僕個人的にはする。
まだまだあるギズボーンの観光スポット
僕自身はギズボーンというと世界一早い日の出というイメージしかなかったのですが、調べてみると意外にも回れるところがたくさんあったので紹介したいと思います。
聖地マウンガ・ヒクランギ
マウンガ・ヒクランギはニュージランドの北島の中で最も高いとされる非火山性の山であり標高は1754メートルにもなる。
登山道を3分の2ほど登った標高約1000メートルのところにはマウイとその家族の彫刻が9つありマウイを中心にその他の8つがコンパスを模したように取り囲んでいると言われます。
このヒクランギ山はギズボーンの市街から約130キロほど行ったところにあるのでニュージーランドのマオリの文化など興味のある方は行ってみると楽しいかと思います。
トラガ・ベイさん橋
トラガ・ベイさん橋はニュージランド最長のさん橋であり660メートルの長さを誇る。
地元民はこのサン橋が大好きなようで釣りに訪れる人もたくさんいる。
近年はサン橋の修復工事が行われているようで、また旅行者やそこを訪れる人が釣りを楽しめるようにとしている。
ギズボーン・レイルバイク・アドベンチャーズ
2012年にギズボーン郊外の鉄道が廃止された時に人々が結成し鉄道の線路を自転車で走るアトラクションを作り出しました料金はスタンダードなやつで40ドルくらいからとなっています。(公式サイトよう参照)
コースの長さもだいたい1時間と海岸線沿いの鉄道を走るにはちょうど良い時間で急な勾配もないため、どの年代の方でも楽しめるようになっています。