スバルのおすすめ中古車|スバルの4駆が評価されるわけ

スバルのおすすめ中古車|スバルの4輪駆動が評価されるわけとは?ということで業界でも4輪駆動の性能に定評があるスバル。

その高い技術はどのようにして培われたのかを簡潔に解説したいと思います。

  1. レースでの実績
  2. シンメトリカルAWDという独自のシステム
  3. ポルシェも採用している水平対向エンジン
  4. スバルのおすすめ中古車

レースでの実績

FIAという国際自動車連盟公認の10万キロ世界速度記録への挑戦では初代レガシーによって当時の世界記録が樹立されそれは19年間もの間破られることはなかった

そして90年から世界ラリー選手権(WRC)に参加し93年には初優勝を果たす。

これに続いてWRCで勝てるマシンとして開発されたインプレッサが日本車としては初の3年連続でWRCマニュファクチャーズチャンピョンに輝いた。

それをキッカケにインプレッサは世界のラリーファンに愛される車となった。

その3年連続でWRCのチャンピョンになった技術力を市販車にフィードバックして誕生したのがインプレッサ22B STIバージョンである。

そしてその技術はインプレッサS201、S202、S203、S204、へと継承されていった。

レースの技術で得た高いスペックを市販車で体感できるというのがスバリストがスバルを愛する理由だと思われる。

そして世界ラリー選手権から退いた今では世界耐久レース選手権のひとつであるニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦し、2011年2012年、2015年と2016年でライバルであるアウディTTを倒しそれぞれ連覇をするなどモータースポーツでの強さは今なお健在である。

そのようにして数々の実績を残してきたスバルの4輪駆動は他のメーカーと何が違うのか?

シンメトリカルAWDという独自のシステム

まず普通の自動車の4輪駆動システムはトルク配分を通常走行時は前後100:0や95:5などほぼ前輪に駆動の比重を置いて走行し後輪が滑った時などに後輪へのトルク配分を増やし、比重を50:50に近づけるなどしているものが多い。(トヨタのランドクルーザーなどはフルタイム4WDなのでそれとは違う。)

つまりは常に4輪駆動なわけではなく悪路走行など必要に応じて4輪駆動にしている。

そうすることで4輪に力を常に伝えるよりは燃費が向上するというメリットがある。

それに比べてスバルの車両はシンメトリカルAWDという独自の4輪駆動システムを採用しており、駆動配分を60:40あるいは50:50と後輪にもあらかじめトルクを配分している。またマニュアル車やスポーツモデルの車両ではトルク配分を40:60など後輪の駆動力を増やしている。

なぜあらかじめトルク配分を後輪に多くやっておく必要があるのか?

それは前輪にトルク配分が多い車は雪道などで前輪が空転したのを感知して後輪に駆動力を配分するのでスリップした拍子に穴を掘って抜け出せなくなる可能性がある、それに比べ最初から4輪に駆動力を配分することで、スリップを防ぎスッと発進して加速していくことができる。

これらの理由から雪国や北米ではスバル車の需要がとても高い。

ポルシェも採用している水平対向エンジン

そしてスバルの4輪駆動の性能を上げているもう1つの要因に水平対向エンジンがある。

水平対向エンジンとは普通のエンジンは縦向きにシリンダーが設置されているのに対し、水平対向エンジンでは横向きに設置されている。

そのためエンジンの重心が普通の車よりも低くすることができ、車の重心も下がるため走行安定性に繋がる。

また水平対向エンジンはエンジンがほぼ左右対称なためバランスが良いとされ揺れの少ないコーナリングを体感できるとされている。

ポルシェの伝統的スポーツカーである911なども水平対向エンジンを採用している。

 

スバルのおすすめ中古車

  • フォレスター 第4世代 SJ系 2012-2018
  • レガシーツーリングワゴン 第4世代2003-2009
  • インプレッサ・ハッチバック 第3世代2007-2011
  • インプレッサXV 第2世代 GP系 2012-2017

フォレスター 第4世代 SJ系 2012年〜2018年

出典元 https://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/FORESTER/

 

モデル・グレード

フォレスター 2.0

フォレスター 2.0XT

排気量

1995cc

1998cc

エンジン

水平対向4気筒

水平対向4気筒 ターボ

最高出力

148PS/6200rpm

280PS/5700rpm

最大トルク

20.0kgm/4200

35.7kgm/2000-5600

ミッション

6MT/CVT

CVT

駆動輪

フルタイム4WD

フルタイム4WD

全長×全幅×全高

4610×1795×1715mm

4595×1795×1715mm

中古車相場 100万〜348万 2019年1月調べ

スバルのSUVといえばフォレスターであり、根強い人気のあるモデルである。

またスズキのジムニーを除いて唯一のマニュアルの設定がある国産SUVであるのも魅力のひとつだと思う。

ターボエンジンでは280馬力の高出力を誇っており、2リッターの280馬力がどれくらいの数字かというとアウディ・A4現行モデルの2リッターエンジンで252馬力であることからもこのフォレスターに搭載されているエンジンの性能の高さがうかがえる。

もちろん馬力が高ければ良いわけではないので、それだけが全てではないが自動車を選ぶ時のひとつの指標になるのは間違いない。

レガシー・ツーリングワゴン 第4世代 2003年〜2009年

出典元 https://www.goo-net.com/car/SUBARU/LEGACY_TOURING_WAGON/grade.html

 

モデル・グレード

レガシィツーリングワゴン2.0i

レガシィツーリングワゴン2.0GT

レガシィツーリングワゴン2.0GT

レガシィツーリングワゴン2.5i

レガシィツーリングワゴン3.0R

レガシィツーリングワゴン S402 ワゴン

排気量

1994cc

1994cc

1994cc

2457cc

2999cc

2457cc

エンジン

水平対向4気筒

水平対向4気筒ターボ

水平対向4気筒ターボ

水平対向4気筒

水平対向6気筒

水平対向4気筒ターボ

最高出力

140PS/5600rpm

260PS/6000rpm

280PS/6400rpm

177PS/6000rpm

250PS/6600rpm

285PS/5600rpm

最大トルク

19.0kgm/4400rpm

35.0kgm/2000rpm

35.0kgm/2400rpm

23.4kgm/4400rpm

31.0kgm/4200rpm

40.0kgm/2000-4800rpm

ミッション

4AT/5MT

5AT

5MT

4AT

5AT

6MT

駆動輪

フルタイム4WD

フルタイム4WD

フルタイム4WD

フルタイム4WD

フルタイム4WD

フルタイム4WD

全長×全幅×全高

4680×1730×1470mm

4680×1730×1470mm

4680×1730×1470mm

4680×1730×1470mm

4680×1730×1470mm

4680×1770×1470mm

中古車相場 6万〜279万 2019年1月調べ

この第4世代のツーリングワゴンが100万円以下で買えることを考えるとコストパフォーマンスの高い車両になると思う。

ステーションワゴンなので荷物の積み下ろしもしやすく、たくさん入るのでアクティブに使える車両だと思う。

またマニュアルの設定もあるのでよりスポーティーに楽しみたい方は選択肢に入れておいても良いだろう。

税金面でいうと自動車税は13年落ちの車両になると高くなるので購入の際には年式と照らし合わせて金額を確認するなどといった注意が必要だ。

自動車税一覧はこちら

 

インプレッサ・ハッチバック 第3世代 2007年〜2011年

出典元 https://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/IMPREZA/

モデル・グレード

2.0i

2.0GT

1.5i

R205

排気量

1994cc

1994cc

1498cc

1994cc

エンジン

水平対向4気筒

水平対向4気筒ターボ

水平対向4気筒

水平対向4気筒ターボ

最高出力

140PS/5600rpm

250PS/6000rpm

110PS/6400rpm

320PS/6400rpm

最大トルク

19.0kgm/4400rpm

34.0kgm/2400rpm

14.7kgm/3200rpm

44.0kgm/4000rpm

ミッション

4AT

5MT/4AT

5MT/4AT

6MT

駆動輪

FF/フルタイム4WD

フルタイム4WD

フルタイム4WD/FF

フルタイム4WD

全長×全幅×全高

4415×1740×1475mm

4415×1740×1475mm

4415×1740×1475mm

4415×1795×1465mm

中古車相場 9万〜148万 2019年1月調べ

世界ラリー選手権でも活躍したインプレッサの名を受けたハッチバックタイプの車両。

コンパクトで使いやすく4WDでどこへでも連れて行ってくれるのはライフスタイルの幅を広げてくれると1台になると思う。

また中古での価格帯も100万円以下の車両が多く車は欲しいけど趣味や遊びを犠牲にしたくない人にとっては非常に良い選択肢になる車両だと思う。

 

インプレッサ・XV 第2世代 GP系 2012年〜2017年

出典元 https://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/XV/

 

モデル・グレード

インプレッサ・XV

排気量

1995cc

エンジン

水平対向4気筒

最高出力

150PS/6200rpm

最大トルク

20.0kgm/4200rpm

ミッション

CVT

駆動輪

FF/フルタイム4WD

全長×全幅×全高

4450×1780×1550mm

中古車相場 76万〜249万 2019年1月調べ

インプレッサ・ハッチバックをベースに作られたスバルのコンパクトSUV。

今流行りのSUVでありながらコンパクトなボディで女性やママさんでも運転しやすい1台。週末の家族のお出かけなどにも使いやすい1台である。

特に日本の狭い道路ではコンパクトな車が運転しやすく取り回しも効きやすいためコンパクトカーが欲しいけどSUVみたいなかっこいい形をお捜しならまさに打って付けの1台である

*諸元表はすべてのモデルを網羅してるわけではないので参考までに